不正出血の原因
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不正出血が起こる原因はいくつか考えられます。特に心配する程の出血ではないものから、重大な病気による不正出血までありますが、基本的には何か問題がないか疑ってみるようにしましょう。

不正出血の主な原因となるもの

不正出血の原因として、主に以下が考えられます。

  • 妊娠
  • 子宮外妊娠や流産
  • 子宮筋腫やポリープ
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 異物や腟裂傷などの外傷
  • 子宮や腟の炎症
  • 処女膜の裂傷

上記のとおり、妊娠に関係した不正出血というのもあります。

ただやはり不正出血の原因として一番心配なのは、器質性出血の中で悪性とされる「子宮ガン」でしょう。子宮ガンは発生する部位により「子宮頸ガン」と「子宮体ガン」に分けられます。

注意!若年層でも発症する「子宮頸ガン」

子宮頸ガンは子宮の入り口、つまり子宮へ異物が入るのを防ぐ働きをする場所にできるガンです。子宮頸がんの原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)による感染であることが最近の研究で分かってきています。HPVの感染は性行為によって発生し、それ以外の感染は極めて稀です。

子宮頸ガンは若年化の傾向にあり、20代だけでなく10代にもみられることがめずらしくなくなりました。子宮頸ガンの初期は症状がありませんが、病気が進むと不正出血やにおいの強いおりものが出るようになり、下腹部や腰に痛みが出てきます。

若年層にはあまりみられない「子宮体ガン」

子宮体ガンは子宮の内部にできるガンで、子宮内膜に近い部分にできることから、子宮内膜ガンとも呼ばれています。子宮体ガンになる原因ですが、子宮体ガンの患者に「未婚」「未妊」「ホルモン剤を服用している方」が多いことが以前から知られており、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌のバランスが崩れて起こるとされます。

生理が定期的にある更年期まではほとんど子宮体ガンの心配はなく、ホルモンバランスが崩れてくる閉経前の更年期から閉経10年後までの時期に発症するケースがほとんどで、特に50代に多く見られるようです。子宮体ガンの初期には不正出血がありますので、やはり注意が必要です。

以前は子宮頸ガンの割合が高かったのですが、最近の生活習慣の変化からか子宮体ガンになる方が多くなっていますが、いずれも早期発見でほぼ100%治る病気です。発見が遅れると治療が難しくなりますので、不正出血があり心配な方は早目に受診されることが望ましいでしょう。

不正出血は妊娠している可能性もある

不正出血が見られる場合、妊娠している可能性があります。妊娠といっても、そういったケースのほとんどが流産、もしくは子宮外妊娠だと考えられます。意外とそのことに気づかない場合が多く、「ちょっと調子が悪いのかな?」といった軽い気持ちで見過ごしてしまうと大変なことになります。

妊娠したいとお考えの方は、やはり普段から基礎体温を測り、体調の変化(妊娠の有無)を確認できるようにしておくことが大切です。